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加西の人々

スローライフが実現できる加西市を外国人交流の町に

フェレー アンジェロさん、フェレー(岡田)かおりさん

A +English英会話

2024.03.29 UP

活気で溢れ、とてもポジティブな印象のお二人。アメリカで生まれ育った多彩なアンジェロさんは、現在様々な自然アクティビティーを楽しみながら、加西市での暮らしを満喫されています。「今目の前にあるものこそが私たちの夢」と楽しそうに語られるお二人は、加西市にきっと新たな風を吹かせてくれることでしょう。

 

《「A +English英会話」の成り立ち》

ユニテ

お二人の出逢いを教えて下さい。

かおりさん

夫であるアンジェロは、プエルトリコ人のご両親の元でアメリカのカリフォルニア州サンディエゴにて生まれ育ちました。彼は大学では心理学や社会学を学び、車修理の仕事をしていた父の影響で車についても詳しく、さらに趣味は読書・サーフィン・カジュケンボと・・・とても多彩なんです。私が学生の頃アメリカにいた時に彼と出会ったのですが、その頃私も保育士の資格取得を目指していて、本当に大変でした。そんな中、彼がサポートしてくれたんです。私が英語でレポートを書くときは助けてくれたり、逆に彼が日本語を学んでいるときは教えてあげたりと、お互いに助け合いの関係をしていましたね。

ユニテ

素敵な関係ですね。かおりさんはどうしてアメリカに住まれていたのですか?

かおりさん

私は元々アメリカにすごく興味があって、25歳のときに留学しました。そこで、自分の好きなことはやっぱり教育の方だ!と保育園の先生になることを決意。そこから保育士の資格を取得し、たまたまその保育園が「レッジョ エミリア」というイタリアの教育哲学理論を使って教えてる園だったのですが、そこでインターンをしました。その後、クラス担任を持ちながらメンターティーチャーにまでたどり着き、「学びは継続」と言いますが常に上を目指して努力をしていましたね。

その後、勤務した保育園も「レッジョ エミリア」を勧めている園でした。最初に勤めていた園は自分で好きなように書くスタイルだったんですが、二ヶ所目に勤めた園は、園からアーティストを紹介するという形だったんです。そのアイディアが私はすごく好きで、この教室でも葛飾北斎の絵を3歳児さんに紹介したことがあるんですよ。

結婚後加西へ戻ってきた時は、私が学んできたことをここで実現させる約束だったのですが、なかなか最初は難しく、彼は神戸の方で英会話の先生を約2年続けて、私は実家が経営している鉄工所のお手伝いをしていました。その後教室を開いたのですが、この村の方々の協力のおかげで生徒さんも来てくださるようになり、土曜日クラスも開く話が出たんです。ちょうどその頃、タイミング良く父の会社も移動することになり、鉄工所の建物をリフォームして英語の土曜日クラスと空手教室を開講することになりました。

ユニテ

日本では新しい教育理論ですね!「レッジョ エミリア」を取り入れた教室、とても興味深いです。

《自由な発想を大切にし、才能を見つけられる場所》

ユニテ

教室での授業内容は、どのようなカリキュラムですか?

かおりさん

この教室は口コミだけで広がったのですが、特に土曜日クラスは英語・アート・異文化を教え、知り合いの外国人の方に来てもらいその国の紹介をしたり・・・英語という一つのことだけを伝えるのではなく、子どもたちに幅広い知識を伝えられるような教室にしたいと思っています。平日は普通の英会話教室で、主に教科書を使っています。彼がギターを弾けるので低学年はリトミックがメイン、高学年になってくると座学も入りクラスに合ったワークで学んでいます。彼は常に、学びのバランスを意識しながらクラスの雰囲気に合ったワークを選んでくれています。

ユニテ

とても幅広く学べそうな英語教室ですね!アート教室はどのような教室ですか?

かおりさん

私たちのアート教室は、テクニックを教えるのではなく、自分で作りたいものを作るという自由なスタイルです。自分が持っている才能を、様々な道具を使って発見してほしい!これが私の考え方です。「アート教室なのにアートの資格を持ってないじゃないですか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でもここは、そういう意味での教室ではなく、自由に道具を使えて自由な発想を大切にする教室。だから2歳の子どもでもハンマーや釘も自由に使えるんです。慣れてくると、各々自由に作品を作り上げる子どもたちを見ていると、本当にすごいなと感心します。この教室の理想は、作品について皆で話し合いながら作り上げるという、STAEM教育に近いものですね。いつかそんな取り組みもしていきたいです。とにかく、すごく面白い教室作りを目指していますね。

《加西市に来る事になったきっかけ》

ユニテ

お二人はアメリカで出逢われたということですが、加西市に来ることになった理由を教えて下さい。

アンジェロさん

一つは子どもを授かりたかったことですね。それともう一つは、日本で英会話教室を作ることを決意した事です。車の整備士をしている父からは事業を継いで欲しいと言われていましたが、大学の先生からは教える立場であるメンターになることを勧められていました。でも私は日本の穏やかなところが大好きで日本へ行きたい気持ちも強く・・・アメリカで大学の教授になるか日本で英語の先生をするか、そこでも葛藤がありましたね。

かおりさん

ちょうどその頃に彼の父が亡くなったのですが、私の両親が歳を取ってくる中で「両親と過ごす時間は大切」と彼が言ってくれたことも大きかったですね。あと叔父に相談すると「5年でビジネスは変動するから、良し悪しは5年後にならないとわからない。5年は帰ってくるな。」という彼の父からの言葉を伝えられました。

アンジェロさん

言葉の通りで、初動の5年ぐらいは本当に大変でした。ちょうど5年経った頃に「アメリカに帰る?どうする?」という話も出たのですが、すでに何人かの生徒もいたし、軌道に乗り始めた頃だったので続けていくことを決意しました。不思議とちょうど5年目の頃に上手く流れができてきて、叔父の話は本当だとすごく納得でした。だから後輩へアドバイスをするときは、「5年は頑張れ!」と伝えています。

ユニテ

経験者の言葉はとても深いですね。お二人は結婚が決まった後に加西に来られたのですか?

かおりさん

そうなんです。結婚してしばらくはアメリカに住んでいましたが、2013年に日本へ帰ってきました。それまでに2度日本へ帰ってきたことがありましたが、1度目は両親との顔合わせ、2度目は結婚式の時でしたね。私は忙しく結婚式の準備が出来なくて全て母と姉にお任せしていたのですが、驚くべき事に日本に帰ってきた次の日が結婚式だったんです(笑)

ユニテ

凄い!とても記憶に残る結婚式になりましたね!

《加西での新たな趣味》

ユニテ

加西での暮らしは何となくイメージされながら加西に来られたと思いますが、アメリカのカリフォルニアはどのような環境でしたか?

アンジェロさん

カリフォルニアのサンディエゴは一番南に位置し、オールシーズン暖かいんです。一番気温が低い時でも日本の春や秋ほどの気温なので、雪も降りません。でも加西市は、本当に寒い・・・冬の寒さを経験したことがなかったので、本当に驚きました!日本は島国で沖縄のイメージが強く、1年中暖かいものだと思い込んでいましたね(笑)僕はサーフィンが好きで、アメリカに住んでいた頃はサーフィンをすることが日常でしたが、日本ではシーズンが限られている・・・そこが一番ショックでした。そこで別の趣味を探そうとたどり着いたのが、トライアスロンです。加西で開催されている大会にも出場しました。他にも、格闘技の練習、ランニング、ウェイトトレーニングを頑張っています。日本には四季があり、様々な景色に出逢いながらランニングをしたりして、季節を楽しんでいます。

ユニテ

前向きで素敵です!環境が変わったことで新たなことにチャレンジすることになったのですね。

《自然と共存しスローライフを楽しめる町》

ユニテ

実際に加西で過ごしてみて、面白かったり素敵だと思うところはありますか?

アンジェロさん

加西はスローなペースで時間を過ごせますよね。自分が走りたいときに走ることができるし、周りの人もとても穏やか。ちょっと裏山をランニングしたりと、都会の人にとっては当たり前ではない生活がここではできる。自然も豊かで、自分で趣味を見つけやすい場所ですよね。自転車のサイクリングロードもたくさんありますし、山登りができるところもたくさんあるし、サーフィンがなくても楽しく過ごせる町だと実感しました!そしてイノシシもいれば鹿もいて、生き物と共存していますよね。そういうのってカリフォルニアでは見られないから、本当に驚きました!

かおりさん

不思議と彼のところに生き物が集まってくるんですよね(笑)私達が日本に帰ってくるときに犬も連れて帰ってきましたが、この裏山で自由にストレスフリーな環境で育てることができています。田舎ならではの生活ですよね。

ユニテ

かおりさんは元々ご出身が加西市ということですが、加西市に帰ってきたいという気持ちがあったんですか?

かおりさん

そうですね。両親が歳を取り始めていたことと、子どものこともあって帰ることになりましたが、英会話教室がこの辺りになかったこともきっかけです。田舎が大好きなので加西市で過ごしたい気持ちも強かったんですよね。中国自動車道が目の前を通り、神戸・京都・大阪へも行ける。私は、田舎すぎず都会すぎないこの環境が本当に住みやすいと感じますね。少し車を走らせると、夏は海でサーフィン、冬はスキー場でスキーもできる。それを利用して我が家も日帰りで沢山出かけて楽しんでいます。土曜日クラスは12時に終わるので、そこから出かけて沢山活動できることに私たちも気がついて・・・生徒さんご家族も一緒に行ったりもして、そういうこともできる町なんだと実感しました。

アンジェロさん

この裏山が少しカリフォルニアと似ていて住みやすいと感じますね。ハイキングをする場所も加西にはたくさんあります。善防のグリーンパークとかもよく行きますよ。

 

《加西市を外国人交流の町に》

ユニテ

これからやっていきたいことは、ありますか?。

アンジェロさん

これがまさに夢です!夢の中で暮らしてるような感じ。

かおりさん

本当にそうですよね。さらに、子どもたちにもっと外国人の方を紹介するために、ホームステイプログラムをやっていきたいと考えています。興味のある方は多くいらっしゃいますが、まだ一歩踏み込めないところがあるので、それを私たちが実現させてこの加西の町を紹介したいんです!

そしてもう一つの夢は、「加西=外国人交流の町」にすること。「加西って英語がすごいよね」と、外国人交流の町で加西市を知ってもらえるようになることが私の目標です。

ユニテ

とても素敵な夢ですね。英語はやっぱり触れることが大事になりますし、コミュニケーションをしながら英語に触れる環境があると子どもたちが学ぶ意欲も増しそうですよね。

《これから何か始めようとしている人へのメッセージ》

ユニテ

最後に何か始めようとしている人へのメッセージをお願いします。

アンジェロさん

私も経験しましたが、ここ加西市と前に住んでいた地域を比較すると、違うところが必ずあると思います。でも、気長に受け入れられるようにすれば加西市はとても住みやすい町です。いざ加西市に長く住むと、居心地が良すぎて元のライフスタイルに戻れない、離れたくない気持ちにさせる町だ、と外国人仲間が口を揃えて言っているほど。そう考えると、これからも加西へ移住して来られる方が増えそうですよね。

かおりさん

さらに加西市には、新しいことにチャレンジされる方が増えていますよね。そんな方々と出会える場所へ出向き、多くの方との交流する中で一歩ずつ前に進んでいくことが大切だと思います。そうすることで、少しずつ夢が現実になり、不思議と「夢だったことが目の前にある」まさに夢のような未来が待っていますよ。日々ワクワクしながら頑張ってくださいね!

ユニテ

まさに夢を実現されているご夫婦のお言葉は、とても参考になります!加西市が外国人交流の町となることを願っていますね。本日は貴重なお話をありがとうございました。

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