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加西の人々

温かい人柄に運命を感じた、魅力溢れる加西

佐藤みえ子さん

ekollon / 北欧ビンテージ雑貨、古道具

2024.03.25 UP

故郷の愛知県を離れ、加西市へ家族で移住。初めて加西市へ来たときの印象から一転、いざ住んでみると加西市の温かい人柄と住み心地の良さに感銘を受け、加西市が大好きな町に。そんな加西市でこれからお年寄りの方へ恩返しがしたいと語られる、とても明るく気さくな佐藤さんにお話を伺いました。

 

《加西市との関わり》

ユニテ

加西市との関わりを教えてください。

佐藤さん

約10年前に主人の仕事の関係で三重県松阪市の方から加西市に来て、約9年間暮らしました。その後、愛知県に一度は戻ったのですが、定住先を考えたときに、やはり加西市に住みたい気持ちが圧倒的に強かったんです。私は約30年間愛知の方に住んでいましたが、娘は9年間ここ加西市で暮らしたので加西市が故郷になりますし。何より加西市の居心地が本当に良くて…若い方からお年寄りの方まで温かいお人柄の方が多くて、さらに加西市は災害にも遭いづらい土地であることを踏まえて「やっぱりここだ!」と思い、加西市へまた戻ってきました。

ユニテ

嬉しいです!加西をここまで愛してくださっていることに感銘を受けましたし、加西に戻って来てくださり感謝です。今はどのようなお仕事をされているんですか?

佐藤さん

現在は介護のデイサービスで働いているのですが、元々やりたかった現場だったので毎日が本当に楽しくて。介護の世界で働く中でお年寄りのリアルな声や現状が見えてきて、色々学ぶことや発見の多い日々です。また北欧のビンテージ雑貨の販売もちょこちょこしています。現在はあれもこれもやりたいっていう状態で…(笑)

《気さくで温かい人が多い町》

ユニテ

加西に来たときの第一印象を教えてください。

佐藤さん

第一印象は、あれ?かなり暗いぞ!?大丈夫かな?とう不安な気持ちでした(笑)マイカーで中国自動車道にて加西市へ入ったのですが、そのあたりから「あれ、雲行きが怪しいほど暗くなってきたな」っていう…(笑)そもそもずっと東海圏で暮らしてきて明るい高速道路に慣れていた私からすると、暗い高速道路が衝撃的でしたね(笑)「この町で本当にやっていけるかな。今までも田舎だったけど、想像を絶するぞ!」と主人と話しました。すごく田舎!っていう印象が強かったことはよく覚えていますね。

ユニテ

そうだったのですね(笑)確かに中国自動車道は夜真っ暗ですよね(笑)実際住み始めてみて加西市への印象は何か変わりましたか?

佐藤さん

住み始めたころに、ちょうど子育て支援センターの募集があって、子育て支援グループに登録したんです。転勤の方や他から嫁いだ方が割と多かったこともあり、そこで仲良くなったメンバーとは未だに仲良しです。さらに家は丸山公園の横だったので、毎朝娘をベビーカーに乗せて散歩に行っていましたが、公園を散歩しているご年配の方がよく話しかけてくださって…世間話をしたり風邪をひいてないかまで気にかけてくださるようになって、気さくな方の多い、本当にいいところだと感じるようになりました。

ちょうど同じタイミングでイオンに行ったときに、娘をベビーカーで連れてたら中高生くらいのお姉ちゃんが「めっちゃかわいいー!抱っこしてもいいですか?」って声をかけてくれて抱っこしてくれました。都市部で声をかける方はなかなかいないです。こんなに擦れてなくて素敵な人が多い町は子育てには最高の環境だ!かなり過ごしやすい!とその時さらに感じましたね。加西の良さを感じた出来事でした。

ユニテ

佐藤さんの言葉に感動しました!私たちも改めて加西市の良さを再確認できたように思います。ありがとうございます。

佐藤さん

とんでもないです。本当に、引っ越してきて早いうちに、私の中では加西市が住みやすいところだという印象が強くなりました。人によってはなかなか馴染めなかった人もいたので当然個人差があるだろうけど、私にとって、とても暮らしやすい素敵な町ですね。

ユニテ

一旦加西を離れることになったとのことですが、加西にもう一度住みたいと思われたのはなぜですか?

佐藤さん

とても印象深い出来事があったのですが、もういよいよ加西を離れないといけない時にうちの車のナンバーが他県ナンバーのままだったので 「どっから来たん?」って近所のおばあちゃんが話かけてくださったんです。それで「いやいや違うんです、他県から加西に来て9年間車のナンバーを変えていないままで…ダメなんですけどね。9年間加西に住んでたけど離れないといけなくて。でもこの町が大好きだからもう1回戻ってきたいと思ってるんです。」って話を、全然見ず知らずのすれ違っただけのおばあちゃんにポロっと話したら、「戻っておいで!とりあえず待っとるから!」って言ってくれて…。たまたま出くわした関係なのにそういう言葉をパッと出してもらえるって本当に凄いことですよね!やっぱり気さくで良い人が多いなと再確認できました。そのおばあちゃんの後押しもあって、「絶対に加西に戻ってこよう!」と改めて強く思ったんです。

ユニテ

見ず知らずの方にそんな言葉をいただけるなんて…素敵なエピソードですね!

《加西のお年寄りの方に恩返しがしたい》

佐藤さん

そんなこともあって、さらにお年寄りの支援がしたいと思うようになりました。今はデイサービスで楽しく働かせていただいていますが、いずれは一人暮らしで片付けがなかなか行き届かない人のために、不要なものを売ってお家を片付けるサポートもできたらいいなと考えたりしています。不要なものも売り方によってはすごいお金になるものもあります。何も知識がなかったらそれをどんどんゴミとして捨てていて、本当に勿体無い。実際、するとなるとなかなか難しいですが、できたら嬉しいですね。

ユニテ

佐藤さんは元々介護のお仕事をされてたんですか?

佐藤さん

いえ、福祉幼児教育の資格は持っていましたが、JAに就職して銀行窓口や保険の方の仕事をやっていました。その後、結婚退職し、子どもにも恵まれのほほんと過ごしていました。でも年齢を重ねれば重ねるほど、今だったら大丈夫!という根拠のない自信に満ち溢れて(笑)介護の仕事をやりたい欲望も出てきたので、加西へ戻ってきたタイミングで今の介護の職場で働かせてもらっています。今現在、仕事を楽しくできていることは、スタッフそして加西のご年配の方たち、利用者さんのおかげだという思いが強いので、何か恩返しをしたい気持ちはずっとあります。

《私の使命》

ユニテ

介護の仕事をする中で、何か学んだことはありますか?

佐藤さん

介護の仕事をする事で、利用者の方々から学ぶことがとても多いです。利用者の方々の多くは後期高齢者と言われるご年齢。様々な知恵をお持ちだったり、色々なお考えや経験を聞かせていただいたり、学ぶことだらけです。人は皆いずれ歳を取助けてもらう側になるっていうことを頭の中では分かっていても、実際は若い頃ってご年配の方に対して何かやってあげてる感がすごく強かったりして完全に他人事なんですよね。でもあっという間に誰しもがそこに到達してしまう現実がある。私もいつかそんな歳が来ることを考えると、利用者さんが使ってる歩行器や杖を見ていて他人事じゃないなって。よりオシャレでより良いものはないかなって検索している自分がいます。10〜30年後には自分達がお世話になる立場だと思ったら今のうちに色々と教えてもらっておこうと思います。今のお年寄りの方たちはモノがない時代で育ったからオシャレさを求める人は比較的少ないかもしれませんが、私と同じくらいの世代の人はやっぱりオシャレさを求めていくから、もうちょっと機能的にもデザイン的にも良質なアイテムを急ピッチで開発してほしいと願います。

ユニテ

ちょっとウキウキするデザインのものを使いたいですもんね。

佐藤さん

そうそう!「どこで買ったんですか?」と聞かれるような杖や歩行器とかがあったらいいのになって思います。介護用品をマイナスイメージじゃなくてプラスのイメージで持ってくれたらなっていう思いもあって。私は利用者さんをサポートするっていうよりは、仕事をしながら色々な知恵を教えて貰っている感覚ですね。このように働くと楽しいし勉強になるよっていうことを、若い人たちに伝えていきたいです。

ユニテ

それは素敵ですね。働く意識が高まりそうですね!

《これから加西市でやりたいこと》

ユニテ

北欧雑貨の取り扱いもされているんですよね?

佐藤さん

はい、『ビンテージ北欧雑貨ekollon』というお店をしています。私は元々北欧雑貨が好きで完全に買う立場で、売ろうなんていう気は全くなかったんです。でも新品のままずっと仕舞い込んでいたものが異常なくらいあって、それらも含めて今度は売る側にもまわりたくて、古物商の資格も取得しました。

そのきっかけは、少し早いのかもしれませんが、「終活」を意識したことからでした。いつ何があるか分からないし、自分の身の周りをスリム化しようと思ったことが始まりなんです。実家はとても物が多い家で、それを見ていてより考えるようになりました。

仕入れをしつつ、コレクションも手放していこうかなと思っています。娘が中・高へ進級したころからが現実的に稼働できるかな。今はイベント出店などで楽しみたいと思っているので、イベントの際は是非覗きにいらしてくださいね。

ユニテ

徐々に経験を積まれながら前進する方法はいいですね。では、これからやっていきたいことを教えてください。

佐藤さん

願望としては、北欧雑貨の方はゆるくゆるく進めていきたいです。大好きなビンテージものや自分のお気に入りのものを取り扱うお店作りをしたいですね。それとは別に介護のお仕事はやはり続けたいです。在宅介護のニーズの高さや必要性は、実際、高齢者の方々と話をしていて強く感じます。自分が老いた時も同じように思うかもしれません。他人と過ごす施設に拒否感を感じるのも分かるので。

でも「在宅」になる時、思ったより家には危険が多いので、その部分を解消できるお仕事ができたらなーと思ったりしています。お年寄りがケガなく、過ごしやすくなるお家づくりや、その際に出る不用品を売却することのサポートなどができたらと。身内でそれをすると、想像以上に揉めることも多いので…。身内が円満で、ケガしにくいインテリアづくり、その際に出る不用品を手放すお手伝いができたら素敵かなぁと思っています。ひそかな夢です。

ユニテ

確かに不用品が多いと危険もありますよね。「過ごしやすい空間作りをしませんか?」みたいな文言だったら未来が明るい感じがしますよね。

佐藤さん

そうなんです。まさに、お年寄りの方が住みやすい環境作りのサポートができたらうれしいです。今はそのために何ができるか模索する時かも。

《何か始めようとしている人へのメッセージ》

ユニテ

最後に何か始めようとしている人へのメッセージをお願いします。

佐藤さん

私自身がまだ動けていない部分ばかりなので偉そうに言えませんが、「何かやりたい!」を思ったらとりあえずでいいからすぐ動いてみることが大切だと思います。やってみて「?」と思ったら方向転換するのは全然ありなので、とりあえず行動してみる。「またやろう」では何も始まりません。できることならすぐに行動してみましょう!何か始めたり、新しいことに飛び込むのは怖いけど、何か発見できると思います。1日1日を楽しみましょう。

ユニテ

まず行動、ですね。行動してみるからこそ見えてくる景色がありますもんね。素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

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